森永 有紀
プロフィール
【氏 名】
森永有紀
(もりなが ゆき)
【経 歴】
1992年 4月 岡山県津山市に出生
2015年 3月 慶應義塾大学法学部 卒業
2017年 3月 神戸大学法科大学院 卒業
2017年 9月 司法試験合格
2018年12月 司法修習修了(71期)
鳥取県弁護士会に登録
【公 職】
鳥取県介護保険審査会委員
鳥取県社会福祉協議会 福祉サービス運営適正化委員会委員
鳥取県東部圏域後見人等受任調整会議委員
日弁連高齢者・障害者権利支援センター委員
自己紹介
私が弁護士を進路としたのは、司法修習生のときに、弁護士は自分の自由な発想・工夫次第で、依頼者の皆様のために仕事をすることができるという点に、魅力を感じたからです。
法律やそれに関わる弁護士は、杓子定規で近寄りがたい、怒られたりしたらどうしようといった不安をお聞きすることがあります。しかも、法律相談を必要とする場合は、何らかの悩みがある場合ですから、その悩みを抱えて、どんなところかわからない法律事務所に予約の電話をかけるという第一歩にも、心理的なハードルがあるとも想像します。
なんでも率直にご相談ください。わからないことがあれば、ご質問ください。わかりやすい言葉でご説明を心がけます。すぐに正確なことが回答できなければ、きちんと調べた上でご回答いたします。
仕事への信念
私は、頼れるご家族のいないご高齢者、障害のある方の後見業務(財産管理や、施設入所契約・介護契約等の身上監護)を多く経験してきました。その中で、誰もが様々な事情を持って生きているということを感じています。同じ事件は全くありません。
後見でも相手のある事件でも、依頼者のお話をしっかりとお聞きし、その事案独自の特徴をつかみ、それを関係者にきちんと伝えることによって、依頼者の利益をできる限り実現することが弁護士としての役割だと考えています。
また、手続の順序、今後の進め方についての見通しを丁寧に説明することも重要だと考えます。今自分がどの位置にいて、これからどう進んでいくのかわかれば、それだけで不安や抵抗感を減らすことができるのではないかと思っています。
趣味・特技
身体を動かすのが好きです。小学校では水泳、中学高校ではテニス、大学では馬術をやっていました。
弁護士になってからは、色々な方からお誘いをいただき、テニス、ゴルフ、ボクシングなど、少々手を出しすぎな感がありますが……。また、冬はスキーにも行っています。鳥取市は近くに良いゴルフ場やスキー場があり、恵まれた環境に感謝しています。
中国史も好きで、小学3年生のころから、三国志や春秋戦国時代など、仏教伝来以前の時代が好きです。大学1年次に三国志ゼミを取り、その縁でお世話になった教授の研究室で、出版物の校正バイトなどをしていました。プロの技には及びませんが、今でも校正は特技といってもいいかもしれません。
私の好きな言葉は、「徳は孤ならず、必ず隣有り」という論語の一節です。真面目にやっていれば必ず誰かが見ている、わかってくれているという意味だと理解しています。皆様が日常生活の中で困ったことがある、そんなときに隣に有って、一緒に解決していくことのできる弁護士でありたいと思います。
講演歴
「コロナ禍でクローズアップされたネットやSNSによる人権侵害」(鳥取地区調停協会、鳥取県士業団体連絡協議会)
「成年年齢引下げ講座」(令和4年度鳥取市若年者層向け消費生活講演会)など。
そのほか、企業・団体におけるコンプライアンス研修や学校現場における生徒向けの法教育活動など。